バッファリンからの卒業
ちょっとしたことで、よく頭が痛くなる。
例えば、大事な会議の前とかでストレスが溜まったとき、休憩せずに長時間ぶっ続けでパソコンに向かって仕事をしたとき、寒暖差が激しいとき、花粉の季節のときなど。
放置していると、偏頭痛はエスカレートする(ような気がする)。
仕事にも集中できないし、気分もスッキリしないし。
なので私はバッファリンが手放せない。
バッファリンを飲んで、ジ~としているとやがて頭痛はおさまってくれる。
いままでさんざんにお世話になったが、もうバッファリンとは縁を切らせていただくことにした。
何故か?
バッファリンに入っている鎮痛剤、つまりアスピリンが腸内環境を悪くする可能性があるから。参考「NSAIDsおよび低用量アスピリンと消化管障害」
多分、たくさん服用しなければ問題にはならないと思うが、私のように「バッファリンの友」になるくらいに常用してしまうと危険度が増してしまう。
ただでさえ私は消化器系が弱いので、日頃からせっせとヨーグルトを飲んで、善玉菌の腸内培養に励んでいる。
本で聞きかじった知識だけど、腸は「第二の脳」というくらいに、体内コントロールの要として活躍してくれている。
なんでも、腸が機嫌よく働いてくれると、身体全体が調子よくなるようだ。
ストレスは適度に制御され、頭もスッキリし、免疫機能もバッチリ働き、風邪にも引きにくくなる。
ということで、QOL(Quality Of Life)を高めるにめには、腸が働きやすい環境を整えてあげることが大事。
なのでバッファリンには申し訳ないが、ここは穏便に手を引いていただくこととした。
★★★
さっそく、今週の木曜日(寒暖差が激しい日だった)に頭痛を発症したが、断固としてバッファリンの服用を絶った。
ズキズキと痛い。次第に痛みが増す。”こんなに痛かったっけ?”というくらい痛い。
せっかくのお昼休みなのに散歩にも行けない。
もともと私は痛みにはめっぽう弱い。
とうとう我慢出来ず、どうしたかと言うと・・・
漢方に頼ることにした。
会社のすぐ近くにある薬局に行って、「頭痛に効く漢方の薬をください」と必死になって嘆願した。
慈悲深い顔をした薬局のおじさんは、「頭痛に効く漢方の薬はいろいろとあって、おたくにはどれが効くのか分からないがとりあえず」ということで、「リュウケイジュツ カントウ」というツムラの漢方医薬を処方してくれた。
文字通り、ワラにもすがる思いですぐに飲んだ。
そしたら効いた。
じんわりと痛みが和らぐ。お~。この解放感。
しかし3時間ほどすると、またもや頭痛がぶりかえしてきた。
しかし家に帰って、食前にもう一度「リュウケイジュツ カントウ」を飲み、緑茶を飲んで(頭痛に良いと聞いたことがあるので)あったかいお風呂に入ってすぐに寝たら、翌日には治っていた。
ということで、これからは偏頭痛になったら漢方医薬に頼ろうかと思っている。